この記事の目次
はじめに

Tobias Guitars まとめ「永久保存版」を書いたので、所有機のも書きたいと思います!
そしてちょうど一年前の今日、このベースを購入しました。
Tobias Classic5










詳細
この動画は、購入→直帰してすぐに興奮している流れで撮影
この動画ではローズ指板とかメイプルボディだの言っていますが、あれからよく見たり調べたりした結果、色々違う事が判明。
(もしかしたら希少なローズ指板かも)
詳細スペックシートが無く断言は出来ませんがスペックはこうかと
スペック
Tobias Classic5 / 1994年製
木材
- トップ材: ブビンガ
- ベニア材: 無しの稀なモデル
- ボディ: アルダー
- 指板: パーフェロー
- ネック: 5ピース(メインはメイプル、パープルハート)
- バックパネル: ウェンジ
エレクトロニクス
- PU: Bartolini
- プリアンプ: Bartolini NTMB (9V, Activeオンリー)
- コントロール: 1vol, PUバランサー, Treble, Mid, Bass
- Miniスイッチ: Midの周波数 250, 500, 800Hz
細かいスペック
- ヘッド角あり、ロゴのインレイはパールとかではない
- チューナー関連: シャーラー旧モデルのM4
- ナットは牛骨か?
- 34インチ (ロングスケール 863mm)
- ポジションマーク無し
- フレットは不明、変えたかも不明
- 24フレット
- スルーネック
- ダブルカッタウェイ(低音弦側のホーンは15フレット付近、高音弦側は24フレットより深いカット)
- 弦間: 14.5mm
- ブリッジ不明 (専用のブリッジかと思われる)
- ストラップピン不明
- 3.95kg
選んだ理由
スペックの一択でした。
絶対条件:
- 5弦
- ダブルカッタウェイ(シングルカットではない)
- 24フレットが弾きやすい(ディープカットで小指を曲げずに弾けたらベスト)
出来ればの条件:
- PUはシングル
- ミドルあり
- ジョイントがボテっとしてない
妥協出来る条件:
- スケールは30~33インチか(MAYONESのようなLow-Bが長くない高音弦が短いVフレット)
- 弦間もナローピッチの17.5mmで18mmが限界
- 9v電池は1つ
購入経緯
2015年 Adamovicという見た目もサウンドも理想の素晴らしいベースをオーダーし持っていたのですが、2018年にフレットレスに改造した為、5弦フレッテッドが必要になりました。
当初の候補にTobiasは無くこの3つでした。
Ken Smith BSRB
これは憧れでもありスペックもドンピシャのEvan Marienが使っている茶色のメイン機。
本人はWebサイトにBurner(日本製)と書いていますが。調べるとエヴァンのはBurnerとは付かず単にBSRBかと。
日本でトップクラスに詳しい方の情報によると、BurnerのようでUSA製のがあり、その方でさえエヴァン所有機以外のBSRBは見た事がなく、見つけるにはアメリカに楽器探しの旅に行くしかないと(笑)見つかっても状態が不安
もちろんeBayやReverbはチェック済み。
余談ですが、エヴァンのバックアイバールトップのはBurnerです。これはHadrien Feraudモデルではなく、エバンのサインが入ったスリークエリートの廣瀬さん経由のベースです。
エイドリアンは2011年、エヴァンは2013年頃で使用時期も近い為、誤解されがち。(エヴァンも少し気にしている模様)
Adamovic Super Nova
私がオーダーしたAdamovicとスペックが瓜二つのベースが同時期に作られ、その中古を探していましたがずっと待っても出て来ず。
違いがあるとしたSuper Novaなのでダブルカッタウェイ。これがフレッテッドで使いたい要因。
因みにこのSuper Novaは購入後すぐに中古市場に現れ、今現在(2021.2/2)もあります(笑)
Adamovic2本だったら統一感と華も合ったのに...しょうがない!
MTD Lynn Keller Signature
これは532-24でミディアムスケールの32インチ、シングルPU、16.5mmのかなり狭い弦間。
ただ数がほぼ無く、仮に日本に入荷しても超高額のはず。
32インチだと弦の選択肢も減りますし
このモデルのロングスケール版が私のTobiasに似ていますね。
同じビルダーが作っていますし納得がいきます。
感想
結果的にロングスケールでしたが、それ以外の条件を見事クリアしたベースはこのTobiasだけでした!
特に弦間の狭さが私には最高でした。
この超ナローピッチのおかげでネック幅が狭くなり、ソロや和音が弾きやすく、「あれ?スケールよりもネック幅の方が弾きやすさに影響出てない?」という気付きが大きかったです。
34インチのロングスケールなのでLow-Bも明瞭
弦間: 14.5mmの超ナローピッチ(Low-BとE弦の間に限っては14mmで、更にこの間だけは改造されており16mmに広げる事が可能)
昔の楽器なので、不具合やメンテナンス機材を揃えるのも一苦労ですが、それが楽しいんですよね。



もちろんサウンドも最高です。
これは自分に合った調整と弦を張ってから思ったことです。
たまにHi-Cの5弦に思われますがLow-Bで、かなりトリッキーな張り方をしています。
本来この弦はG弦に50〜E弦に120のかなりヘビーなセットですが
バラ弦の35をG弦にして、D弦に50〜B弦に120とズラして張ることで、テンションのバランスが取れた超ライトゲージにしています。(これは個人的に世紀の大発見だと思っています 笑)
35.50.67.90.120 ニッケル
■ベース弦
■.035
■Nickel Round Wound
■1本
まとめ
私のトバイアスの演奏動画のYouTube再生リストです。
因みにエヴァンはGHSから出ている自身のシグネチャー弦 35.58.70.90.120 ステンレスを張っています。
サウンドハウスにもありますが、あれは私がリクエストして置いてもらいました(笑)
■5弦ベース弦、
■Evan Marienモデル
■.035、.058、.070、.090、.121
